渓流ルアーフィッシングをする際の僕が装備しているベイトフィネス装備をご紹介します。ブラウントラウトやニジマスではなく、渓流に生息するアマゴやイワナ、ヤマメなどを釣るための装備です。
この装備にして1年で100~300匹釣っていますので、間違いは無いかと思います。
想定条件
- フィールド:渓流・源流
- 釣り時間:日の出ている間(5時間~10時間程度)
- 飛距離:足元~50mくらい
- ルアーの重さ:1.5g~7g(ほぼ4.5gを投げています)
- 対象魚:アマゴ、イワナ、ヤマメなどのトラウト類
- 釣果サイズ:10cm~50㎝
本流のような広い川は想定していません。渓流や山奥の源流での釣りをするための装備です。そのため、飛距離はある程度犠牲にしています。
対象魚はアマゴなど小型になりますので、ルアーも小さいもの。一応スプーンも投げれる装備です。管理釣り場で50㎝くらいのニジマスも釣ったことがありますので、耐久性も大丈夫です。
この装備のポイントは一番のポイントはロッドの長さが短いことです。1.12mのロッドという超短いロッドです。その理由は後ほど。
ロッド
ロッドはダイワの「シルバークリーク ストリームトゥイッチャー38ul」です。
全長 | 1.12m |
総数 | 2本 |
仕舞 | 58cm |
自重 | 75g |
ルアー重量 | 1.5~7g |
適合ラインナイロン | 2-6lb |
僕がベイトフィネスをするフィールドは渓流・源流域。ここでは、竿を振るスペースが無いことが多いため、長いロッドだと狙えるポイントに制限が出てしまいます。
ロッドが短ければ障害物を避けて振りやすくなりますし、障害物に囲まれた場所でも足元から前へキャストすることができます。水に浸かりながらでもこの長さなら可能です。また、道なき道を歩く時に竿が短いと邪魔になりにくくてGOODです。
また、移動中はロッドケースに収容したかったこともこの長さにした理由の1つです。長さ調整ができるロッドケースを持っていますが、ロッドケースが長いと移動が大変なので。となると1ピース60㎝以下となるので、選択肢がほとんどなかったんですよね。
ちなみに、このロッドはスピニングリール用です。一応言っておきますが、間違って買ってしまったのではありません。ダイワのできるだけ短いロッドが欲しかったのですが、ベイト用で1.12mが無かったのです。少しハンドリングに難がありますが、慣れれば問題ないです(ダイワにこだわった理由についてはまた別の機会に)。
ベイトフィネス専用の一番短いストリームトゥイッチャーは1.42mの48ULBです。こちらの方が飛距離・ルアーアクションなどルアーフィッシングそのものの性能は優れていると思われます(予想)。フリップキャストも多少できるようになったので、次に購入するときはそこまでロッドの短さにはこだわらないので1.42mのベイトロッドにすると思います。
また、少し広い川に行くときや気分によっては鱒レンジャーも使っていますよ。SP40(120㎝)とSP50(150㎝)の2本を持っています(こちらはベイトモデルもありますが、敢えてスピニング用を使っています。スピニングリールでも使いたいので)。
リール
リールは同じくダイワのアルファスAIR TW 8.6Lです。右手でキャストしてそのまま左手でリールを巻けるように、左ハンドルモデルを使っています。ベイトリールはハンドルの左右の変更ができませんので購入するときは注意してください。
正直言うと、ベイトリールの購入はこのアルファスが初めてです。ベイトリールはバス釣りで使ったことはありますが、何か比較できるほどの経験はありませんのでお伝え出来ることは何もないです。
「軽さ」重視、「ハイギア」の中級者以上向けのモデルを探していましたので、「軽くていいリール」とはいえると思います(;^_^A
ライン
2021年現在、PEの4つ編み0.5号(強度:8.0lb )を使用しています。
同じ商品が見当たらなかったので紹介は割愛。
リーダー
0.8号~1号のフロロまたはナイロンラインを使っています。リーダーの長さは岩などでメインラインが擦り切れないようにすることを考慮して3m前後です。
最近はダイソーの0.8号ナイロンラインを使うことが多いのですが、よく切れるのでやめようかと思っています。
フロロラインはこちらを使っています。
ルアー
基本的にスミス社のDコンタクト50です。長さ50㎜、重さ4.5gのヘビーシンキングミノー。常に4,5個はタックルケースに入っています。
タックルケースは基本的にこのようなラインナップ
- Dコンタクト50
- Dコークス51
- Dインサイト53
- Dコンパクト38
- ARスピナー2.1g、3.5g
- ボトムノックスイマー
- その他メーカーのルアーいくつか
ほぼスミス社なんです。Dコンタクト50が気に入りすぎて、その他シリーズを試しているところです。
ちなみに、上記のリストは僕にとっての釣れるルアー順です。使用回数が圧倒的に違うのもありますが、Dコンタクト50の釣果がずば抜けています(釣果の9割はDコンタクト50)。
小物バッグ・ポケットの中身
- ルアーケース
- スナップ
- フォーセップ
- ハサミ(ラインカット用)
- 予備のリーダー
- スマホ、車のカギ
ルアーケースはメイホウ社のリバーシブルケース。両面がケースになっており、収容力抜群です。
スナップはこちらの商品の#00をメインに使用しています。でもちょっとサイズが大きいので、次回購入時は#000にすると思います。100均で購入したコンタクトケースに入れています。
フォーセップはハサミの形をしたラジオペンチみたいなやつ。針外しに使用しています。閉じると自動でロックされますので、服やベルトに挟んだまま移動が可能。でもやっぱり外れるもので、初代は移動中に紛失しました…
外付けオプション
- 偏光グラス(サングラス)
- ランディングネット
- 魚籠(ビク)
偏光グラスは安物を使用しているので紹介は割愛。
ランディングネットは「Yoomoo フライ ランディングネット 大型」を使っています。ネオジウム磁石での着脱式になっています。また、正直「大型」を購入したことを後悔しています。釣った魚が小さく見えて仕方がありません…網からはみ出すサイズが釣れてもランディングネットから抜け出すことは稀なので、小型を選んだほうが見栄えは良いですよ。
魚籠は友舟を使っています。アユの友釣りの時に使う生簀です。川に浮かべておけば新鮮な水が流れ込みますので魚は元気なままです。
もしかするとネイティブトラウトで友舟を使っている人は僕だけかもしれませんねw
僕は元々餌釣り師であり、キャッチできるサイズの魚は持ち帰るのが基本でした。その感覚もあって、今でも一部はキャッチして持ち帰っています。しかし、日中に死んだ魚を持ち運ぶと鮮度があっという間に落ちてしまうんです。そのため出来るだけ死なないように運ぶ必要があり、行きついたのは友船でした。
この商品、縦に自立するので便利ですよ。普段は腰に掛けていますが、同じ場所で長時間釣るときは自立させたり川に浮かべたり。もちろん休憩中も川に浮かべておきます。途中で水の入れ替えを怠らない限り、帰るまで魚は生きています。
服装:寒い時期
お好みでどうぞ。
- 上:とりあえず暖かくて動きやすい服+レインウェア
- 下:靴下+スウェット
- 足元:ウェーダー(チェストハイ・フェルト底タイプ)
- 頭:帽子
ポイントは頭と上半身はゴアテックス製品を使用していること。ゴアテックスの防水・透湿機能は僕の知る限りNO.1です。
雨への対応は必須です。天気が少し悪くったって釣りに行きたいもん!半分本気の理由ですw まあ、山の天気は変わりやすいですし、滝のそばに行けば水しぶきで濡れます。僕はどれだけ晴れていてもレインウェアは必ず持参します。防風対策にもなりますしね。
足元はフェルトソールの腰上まであるウェーダーを使用しています。本当はゴアテックスが欲しいんですが高いので…一応、これも透湿機能があり、個人的には満足しています。今使っているのは2代目です。
服装:暑い時期
夏場は水に濡れながらの釣り。全身濡れてもOKの格好をしています。
- 上:ドライ生地の長袖の上に半袖
- 下:ドライ生地のスパッツの上に水着
- 足元:アユタビ(フェルト底タイプ)
- 頭:帽子
- 予備:レインウェア
足元は鮎タビです。靴底はフェルトソールのもの。エクセル社の安物ですが、十分です。
バックパック
基本的に食事のための道具が入っています。
- 食料(1食分)
- おやつ
- 飲み物(500ml程度)
- ジップロック
- クッカー
- OD缶
- ガスバーナー
- 風防
クッカーはスノーピークのアルミパーソナルクッカーセット SCS-020の小さい方を使っています。
ガスバーナーも同じくスノーピークのギガパワー マイクロマックス ウルトラライト GST-120Rです。僕が知る限り、僕が求める火力のある中で最軽量・最も小さい商品です。
燃料はできるだけ小型のものを。
風防は必須。ガスバーナーは風に弱いんです。風防は背丈があるタイプの方が熱がこもって早くお湯を沸かせることができます。ちなみに、100均でも確か500円で手に入ります。
バックパック(ちゃんと準備したとき)
思い立った勢いで釣りに行くときは持っていくのを忘れがちなものたち…緊急時用の道具です。
- 救急バッグ
- サバイバルシート
- ナイフ