ケロリング!カエルを触らず傷つけずに釣れてしまう驚きの釣法

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渓流

早速ですが、皆さんはカエルを釣ったことありますか?

僕はありません。そんな発想は全く無かったですね。

手掴みするか、虫取り網で獲るかのどちらかしか選択肢はありません。

 

でも、実はカエルは釣れる生き物だということが判明!

しかも、一切カエルに手を触れることなく、そして、カエルを傷つけないという理想的な釣法!

 

今回は釣り具メーカーの「シダーフィールド」から発売されている商品をご紹介します。

 

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その名も「ケロリングセット」

ふざけた名前ですが、実力は折り紙つき!

論より証拠ということで、こちらの動画をご覧ください。


仕掛けはいたって単純。

約1mの長さの竿に、ほぼ同じ長さの糸が付いています。

そして、先端にはカエル専用のルアーがついています。

 

ルアーはこちら。

ハエなどの虫を模したものだと思いますが、ルアーらしく派手な色をしていますね。

(上記動画より抜粋)

銀色の部分は真鍮だそうで、キラキラでカエルにアピールします。

黄色とピンク色の部分が、カエルへのアピールと針の役割をします。

 

針の役割…

そう、針が無いんです!

 

じゃあどうやって釣れるんだ?

カニやザリガニみたいにハサミがあるわけでも無いのに。

口にくわえてもすぐ外れそう…

 

いたって最もな感想。僕も思いました。

カエルの習性で、口に入れたものはしばらく話さないのかな?とも思いましたが、実は…

 

カエルには歯がある!
まじか!知らなかった!

両生類って歯が生えていることが多いそうです。

 

ルアーの黄色とピンク色の部分が、カエルの歯に引っかかってすぐには外れないそうです。

なるほど、きっとこの釣り方を編み出した人はカエル博士に違いない。

 

 

カエルの釣り場所と季節

カエルがたくさんいるところと言えば、やっぱり田んぼですね。

都会っ子は電車にでも乗って田んぼの近くまで行ってください。

となると、「ツチガエル」という体長3〜5cmの茶色いカエルがターゲットになると思います。

 

まあ、田んぼがある田舎に行った時にぜひお試しあれ!

ただし、用水路の側は危険ですのでご注意ください。

 

また、カエルがたくさんいる時にした方がいいと思います。

カエル探しするだけでも大変そうですし。

 

となると、冬はダメです。

なぜなら、ケロッグたちは越冬するために冬眠するから。

土の中に眠っています。

 

また、当然おたまじゃくしの時期は避けた方がいいですね。

だってカエルじゃないし。

 

ということで、カエル釣りに最適な時期は初夏〜秋ということになります。

 

カエルの釣り方と持ち物

持っていくものはケロリングセットとバケツ(虫かご)のみです。

 

 

釣り方は、ルアーをハエのように動かして探っていきます。

置いて待つ、ではなくて動かして釣る、になります。

まさにルアー釣りですね。

 

地上1〜2cmくらいの高さでちょっと跳ねさせながら動かしていくと、誘われたカエルが現れます。

ルアーは超接近させても大丈夫。なんならカエルの頭の上に乗せても構いません。

コツは、口の前にルアーを持っていくことですね。

 

そして、「パクッ」とな。

口にルアーが入ればゆっくり上げてください。

カエルの歯が引っかかって持ち上がります。

 

そして、釣り上げたカエルは、そのまま触らずに水が入ったバケツ(虫かご)に入れてください。

水に入ると自然にカエルは離れていきます。

カエルを触ることなく釣れるんです!

 

ケロリングの豆知識

「両生類には歯がある」

「ハエなどの虫を食べる」

ということから、他の両生類でも応用が聞くと思われます。

例えばヤモリとかイモリとか。

 

実際にイモリを釣っている動画を見つけましたので、イモリも釣れることが分かりました。

 

 

また、アマガエルと殿様カエルは食いが渋いそうです。

しかも殿様カエルは手を使ってルアーを外してしまうそう…

 

ケロリングセットは自作可能か?

また時間ができた時に作ってみようと思いますが、見た限り簡単に作れます。

ケロリングセットには真鍮が付いていましたが、多分無くても大丈夫です。

 

重りとその周りにカラフルな毛糸や綿を巻いてやれば完成!

毛糸や綿がカエルの歯に引っかかるはず。はず(^ ^)

 

誰が考案したの?

冒頭の動画に出てくるヒゲのおじさんが考案です。

デビル渡辺という怪しい名前ですが、オクトパッシングというタコ釣を考案したことでも有名な方です。

 

終わりに

ケロリングセットとバケツがあれば、簡単に始められるカエル釣り。

  • カエル大量発生の時期といえば夏
  • カエルが大量にいるといえば田んぼ
  • 田んぼがいっぱいあるといえば、田舎
  • 田舎といえば里帰り

 

ということで、この夏はカエル釣りで決まりだぜ!

 

針を使わず、カエルに触らず、簡単に釣れるということで、子供との夏の思い出作りにお勧めします!

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