滋賀県の琵琶湖周辺にキャンプに行ったとき、小鮎釣りはいかがですか？琵琶湖では遊漁券不要で小さな鮎＝小鮎が簡単に釣れます！場所によっては網ですくえることも！
マキノ高原キャンプ場で1泊3日（1泊は車中泊）で子連れで川遊びしつつの釣行（2日目朝）です。
小鮎は鮎の子供
鮎は河口付近で生まれ、川を遡上するにつれて大きくなっていき、再び河口に下って1年で一生を終える魚です。苔が主食で、キュウリみたいな匂いがします。また、多くの川では琵琶湖のアユを放流して成長した鮎を釣るという友釣りがレジャー化していますね。
体長20～25㎝くらいの鮎を塩焼きで食べたことがある人も多いのではないでしょうか。
でも、琵琶湖の鮎は皆さんが知っている鮎と少し違います。琵琶湖に泳いでいる鮎はあまり大きくならないんです。そして、苔ではなく雑食性です。また、個々が縄張りを持つのではなく群れで泳いでいます。
アクセス
高島市マキノの町中です。河川西側に路駐しました。
ルール
細かなルールはありますが、ファミリーで訪れることを前提に。
- 「竿釣り」「手づかみ」「網すくい」OK
- 知内川は全域無料（多分です）
- 禁漁期間（9月1日～11月20日）
- 禁止漁法あり
小鮎釣りはもちろんOKです。手づかみ、網ですくうもOKです。
琵琶湖にそそぐ川は基本的に上流に上がっていくと有料区域になってしまいます。僕が調べた限り、知内川は漁業組合が無く、滋賀県のホームページでも確認できませんでした。
小鮎の禁止期間は9月から11月20日（年度によって変わると思います）。小鮎が釣れる時期は3月～となっていますので、川遊びができる時期から夏休み期間中までと考えておけばいいですね。
禁止漁法はありますが、「竿釣り」「手づかみ」「網すくい」という家族連れで遊ぶ方法は全く問題ありません。ちなみに、「投網」もOKです。
知内川小鮎釣りの仕掛け
仕掛けは仕掛けセットを買うのがお勧め。個別に買い揃えるのはハマってからでいいと思います。選ぶのも大変ですしね。
また、地面に引っ掛かったりコイやハス（コイよりは小さい）、バス等に仕掛けを切られる可能性がありますので、必ず２、３個は持って行きましょう！個人的には仕掛けはセットで3つくらい買っておけばいいと思います。
オモリは仕掛けセットによっては入っていませんので、1号～2号あたりのオモリがあった方が良いです。
最低限の道具はこちら
- 竿（長さ５ｍ前後）
- 小鮎仕掛けセット×３
- オモリ1号
- マキエ＆バケツ
- 魚を入れるやつ（バケツ、ビク、クーラーバッグ）
基本的に小鮎釣りはコマセ（エサ）を撒きながらサビキで釣ります。餌はバケツに入れた方が使いやすいです（団子状にして仕掛けにつけます）。
釣った魚は生かしておいて、持ち帰るときにクーラーに入れる方が鮮度が保たれやすいです。バケツに入れておくと特に暑い時期はすぐに弱って死んでしまいますので、専用のビクを使うか、100均にあるランドリーバスケット（全部ネットで出てているやつ。底に石を置けば簡易ビクになります。）がお勧めです。
サビキの仕掛け構成と釣り方
場所によって仕掛け構成が変わります。
仕掛けの上から
- 深いまたは流れの弱い場所：ウキ、らせん、サビキ針、オモリ
- 竿の届く範囲で仕掛けを流さない場合：らせん、サビキ針、オモリ
- 浅瀬：ウキ、サビキ針、らせん など
と色々な組み合わせがあります。釣り場所に応じて仕掛けを変化させましょう。「らせん」部分に団子状にした餌を練りこみます。
実釣記録：知内川（マキノ市街）
7月の3連休。天気は曇り。小学生3人の女子を連れてキャンプの途中に寄りました。時間は朝の7時～9時です。
山の中の道の駅で車中泊したのですが、子供たちは6時に起床。早いよ！！！そして早く川に行きたいというので、キャンプ地であるマキノ高原から流れる知内川の河口付近へ移動。
出来そうなところを探していると、車が何台も止まっている場所が。川の方に視線をやると、すでに何組も川に入っています。ガチ勢は朝が早い！
この段々になっているの、なんていうのかな？段ごとに少し深みがあり、その中に鮎がうじゃうじゃといました。ということで、今日はここで釣ってみることに。網でもすくいやすそうです。
朝の7時ですが、昨日の反省を踏まえて子供たちを水着に着替えさせ、川へ突入です。
下の写真はこの段々の端っこで捕まえた鮎をバケツに入れるところ。滝の中では捕まえるのが難しく、川の端っこの草むらを攻めたら子供でも取れました。
釣りもしましたが子供には少し難しかったみたい。というか僕もここではあまり釣れず。。網ですくった方が取れましたよ。
キャンプの集合時間もあったので、9時には水から上がりました。写真は反射して見づらいですが約20匹の釣果、というか半分は網ですくった小鮎です。
