魚がバレる原因と対策:タックル・ルアー編

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FISHING
なお君
なお君

イワナ釣り行った時、兄くんバラし過ぎちゃう?

兄くん
兄くん

あれは酷かった…でもそれからバレる研究したのよ。

兄くん
兄くん

結論、タックルバランスが悪かった。あのロッドを使うなら、最適なラインはコレっていうことが分かったのよ。動画も作ったから見てよ!

なお君
なお君

賛否両論出そうwやっぱ釣りは奥が深い!

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バレる原因は何?

せっかくアタリあったのアマゴやヤマメ、イワナ…渓流魚達のバイトは本当に貴重!でもバラしまくり、フッキングしなさ過ぎ、そんなこと無いですか?

とある山岳渓流でイワナを釣っているとき、40匹釣ったのですが40匹以上バラしたんですよ。

これはヤバいということで私、兄くん、ヒットに至らない理由、バラす理由を考察しました。

今回、「アソビ」という概念でその理由と対策、そしてタックルバランスの考え方を紹介させていただきます。

いやしかし、釣りは奥が深い…今回はあくまでバラしに焦点を当てましたが、ルアーアクションやキャストに重点を置けば話は変わるという… でも、ルアー釣り歴短いので間違っていたらごめんなさい…

あと、一番最後に触れますが、フックは非常に重要!こまめに交換しましょ!

「弾かれる」と「バレる」

まず、この2つのキーワードを定義します。

「弾かれる」はフックが刺さる瞬間に逃げられること。ヒットした瞬間のお話です。

「バレる」はフックは刺さった(もしくは引っかかる)けど途中で外れて魚が逃げること。ファイト中のお話です。

この2つ、起こる理由は異なります。この事を頭に入れて読み進めて下さい。

「アソビ」

「緩さ」「しなやかさ」「動く幅がある」などに言い換える事ができます。この言葉を使えば、バレる原因が分かりやすいので使わせてもらいますね。

ロッド起因のバレる理由

ロッドについては、ロッドの「長さ」と「硬さ」が原因です。

ロッドの「弾かれる」

短いロッドになればなるほど、硬いロッドになればなるほど発生しやすい。短いと曲がる幅が小さく、硬い場合も同様。つまり「アソビ」が少ないんです。

良い例がなかなか思い浮かばないのですが、例えば鉄パイプで硬いものを叩いたとします。鉄パイプはしなりませんのでバチーンって弾かれますよね。鉄パイプではなくて柔らかいロッドだったら?ぐにゃりと曲がって弾かれません。そして、ロッドの反発力で戻ろうと硬いものを押します。

これと同じ現象がフッキングの時にも起こっていると考えています。アソビの少ないロッドを使うと弾かれ、遊びの多い長いロッド、柔らかいロッドでは弾かれないだけでなく、反発力で深く刺さろうとすると考えています。

ロッドの「バレる」

「弾かれる」と同じです。「アソビ」の少ない短い・硬いロッドはバレやすい。

魚が暴れることでフックが抜けてしまうからバレるのですが、フックが常に引っ張られている状態であれば抜けることはありませんね。「アソビ」の少ないロッドは引っ張られていない状態になりやすく、魚の暴れにロッドのアソビが追い付かなくてバレやすいんです。

リール起因のバレる理由

リールについては2つ理由があります。1回転当たりの巻取り量とドラグ性能です

リールの巻取り量

「ロッドの「バレる」」でご紹介した原理の通り、バレないようにするには引っ張り続けることが重要です。基本的にヒットすれば巻き続けると思いますが、魚が大きなアクションをすれば、巻き取る以上に魚が動いてしまい、ラインにテンションがかかっていないシーンが発生します。

となると、どれだけ素早くラインを巻き取れるリールか、が重要になるわけで、ハンドル1回転あたりの巻取り量が多いリールの方がバレにくいといえますね。

リールのドラグ性能

ドラグをユルユルにすると、ラインが出過ぎてラインテンションがかかりにくくなります。

また、ドラグを締めすぎると、「ロッドの「弾かれる」で紹介した通り、「アソビ」が無くて弾かれやすい。

スピニングリールとベイトリール

一般的に、スピニングリールの方が構造的にドラグ性能は優秀です。必要な時に必要な量だけラインを出しやすい。ベイトリールはその調整幅が狭く、きつ過ぎ・緩過ぎになりやすいです。

ライン起因のバレる理由

ラインが非常重要!ロッドやリールは変えづらいですが、ラインは安価ですので変更しやすいですし。基本は、ラインでバレ対策をすることになると思います。

PEは弾かれやすいしバレやすい

PEラインの特性は「伸びにくい」こと。つまり、「アソビ」が少ないのです。そのため、弾かれやすく、バレやすいのです。

その対策としては、リーダーを付けること。PEラインとルアーを直結するのではなく、PEラインの先端にフロロカーボンやナイロンなど伸びるラインを結ぶのです。そうすると、リーダーが「アソビ」となり、PEラインのデメリットを抑えることができます。

フロロカーボンとナイロン、どちらを使えばいいでしょうか?これらのラインもそれぞれ特性があるので正解は無い…こだわりだしたらキリがないのですが、僕は100均のナイロンライン1号を使ったりもしてます。リーダーの長さは1.5mくらいですね。リーダーを4,5mつけるのもありかもしれません。

バレ対策ならナイロンライン

ナイロンラインは伸びる。つまり「アソビ」があるラインです。バイトが弾かれまくって悩んでいるPEライン使用者はナイロンラインに変更すれば一発で悩み解消です。

しかし、デメリットもあるんです。それは、伸びすぎること。1mくらいでしたら伸びる幅は狭いですが、10m、20mと長くなればなるほど伸びる幅も大きくなりますよね。そうなると、フッキングが決まらない。ロッドでフッキングをかましても、フックに届く力は小さくなってしまうんです。

ただ、20㎝~30㎝くらいのサイズの魚を釣る分には、強いフッキングは不要。そんなに力を入れなくても刺さりますので、あまり気にする必要はないといえます。

バレにくさのまとめ

弾かれにくいアイテム

  • 柔らかいロッド
  • 長いロッド
  • スピニングリール
  • ナイロンライン

バレにくいアイテム

  • 柔らかいロッド
  • 長いロッド
  • スピニングリール
  • ハイギアリール
  • ナイロンライン

タックルセッティングについて

バレにくくするためには、全体のバランスが重要です。上記のまとめを見ると分かるのですが、これで全部そろえるとペナンペナンの締まりのないタックルになりますよね(;^_^A

そうなると、キャストは難しくなりますし、ルアーもふわっとアクションしかできなくなってしまいます。

あなたがどういう釣りをしたいかで答えは変わります。いろいろな組み合わせを試してくださいね。

一応、僕が考える基本的な組み合わせはこちら↓

  • カーボンロッド+ナイロンライン
  • グラスロッド+PEライン

ショートロッドのカーボンロッドをメインで使用していますが、PEラインだと弾かれまくってしょうがなかったです。PEからナイロンに変更したとたんに弾かれる確率がグンっと下がりました。

グラスロッドはマスレンジャーを使っていますが、めちゃ柔らかいロッドなんですよ。ルアーをきびきび動かしたいので、アソビの少ないPEラインで使っています。

一番重要!フックの重要性

正直、今までのは序章。最重要はフック!!

フック、まめに交換していますか?フックは皆さんが想像している以上に刺さり具合の劣化は激しいです。人によっては、釣行のたびに新品に交換したり、釣行中に交換する人もいるくらい、重要なポイントです。

僕は何カ月も交換しないまま使い続け、連続5バラシを経験しました…

また、シャープナーで先端を砥ぐのもいいですね。ただし、徐々にフックの先端が短くなっていくので限界はありますのでご注意を!

youtubeも観てね!

今回の記事の内容、youtubeでも公開しています。ぜひ見てください!!!

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