装備:調理器具編
調理器具は一つの袋にまとめておきましょう。
- クッカー(コッヘル)
- シェラカップ
- (箸・スプーン等)
- オピネルナイフ#8
- ガスバーナー(スノーピーク)
- 風防
- OD缶(110タイプ)
- 火吹き棒
- (ノコギリ)
クッカーはお鍋です。熱源が一つならクッカーは1つで十分です。蓋をフライパンにもできますし。僕はスノーピークのクッカーセットの小型の方を使っています。クッカーのサイズはカップラーメンの湯量以上のものを選びましょう。
また、熱源数に応じてはクッカーを2つ持って行ったり、メスティンやフライパン持参もいいですね。僕はキャンプ時には焚火をします。焚火を熱源として使えるので、ダイソーメスティン&クッカーで2つ同時に調理したりも。
シェラカップはあると便利です。コーヒーを入れたり、みそ汁やスープを作ったり。リュックに引っ掛けても持ち運べるので1つは持っておきたいところ。また、お皿として紙皿など持っていくとよりベターです。僕は100均で済ませています(セリア)。
軽量化を徹底的に図るのであれば、箸、スプーンは無くてもいいです。その辺に落ちている枝で食べればいい。ナイフで枝からお箸を作るのも通ですね。ブッシュクラフトってやつです。
ナイフは1本あればキャンプでの幅が広がります。料理を作ったり、フェザーステックを作って遊んだり。僕はオピネルナイフ#8を携帯していますが面倒くさいのでほぼ使用していません…
ガスバーナーはできるだけ小型のものを。CB缶タイプよりもOD缶タイプのものが種類も豊富で安い商品も多いです。僕が使っているsnow peakのガスバーナー(ギガパワー マイクロマックス ウルトラライト GST-120R)は少し高価ですが、かなり小さくて軽いのでお勧めです。実は中心部のねじ?が折れてしまったのですが、新しく買い直そうか思案中です。
風防は必須。ガスバーナーは風に弱いんです。風防は背丈があるタイプの方が熱がこもって早くお湯を沸かせることができます。ちなみに、100均でも確か500円で手に入ります。
燃料はできるだけ小型のものを。僕は250タイプを使っていますが、ストックがあるからという理由です。ストックが無くなれば110タイプを購入します。また、早春だと寒冷地タイプのOD缶が必要かと思うかもしれませんが、僕はノーマルタイプで問題なく使えています。ちなみに、250タイプ以下であればクッカーの中に収まります(僕の持っているクッカーでの話です)。
火吹き棒はあると便利です。ピンポイントで焚火に空気を送り込めますので、焚火がめちゃくちゃ楽になります。
ノコギリは焚火をがっつりしたい場合は是非持っていきましょう。倒木を切断して太い薪にできますので、しっかしした焚火にすることができます。あまり刃先の短いものは切るのが大変です。個人的には刃渡り210㎜がお勧めです。
装備:食料編
水分の持参はあまり考えなくても大丈夫です。お湯を沸かせばいいので。
食料は計画性が重要です。また、何かあったときのために少し多めにしておくとベターです。もし動けなくなって何日もその場で耐え忍ばなくてはならない状況に陥ってしまったら…
まず、食事を何回するか計算していきましょう。
- 1日目
- 昼食 携帯食
- 夕食 キャンプ地で調理
- 2日目
- 朝食 キャンプ地で調理
- 昼食 携帯食
このパターンなら合計4食必要ですね。4食を前提にしてみると
- 1日目
- 昼食 コンビニおにぎり、カップラーメン
- 夕食 ご飯を炊く、焚火で魚を焼く、フライパンで何か焼く
- 2日目
- 朝食 ご飯を炊く/スパゲティ
- 昼食 カップラーメン
のようになります。この場合の食料例をご紹介します。
- 米2合(主食2回分)
- スパゲティ200g、スパゲティの素(主食2回分)
- カップ麺2つ(主食2回分)
- 調味料(塩・醤油・油)
- つまみ:ウインナー、肉、缶詰、ナッツ類
- チョコ
- 水筒(100均。400ml)
- ペットボトル飲料500ml
- コーヒー、お茶、スープの素
- アルコール飲料
主食は6回分用意しています。お腹が空くかもしれないのでw 余れば持ち越せますし、何かあった際の非常食にもなりますしね。スパゲティは半分に折って持っていきます。
調味料はあると幸せになります。マジックソルトがあれば更に幸せです。
つまみはお好みで。僕は料理するのがめんどくさいので、フライパンや直火ですぐ食べれるものがほとんどです。釣った魚は枝に刺して焚火で焼いちゃうことが多いです。
チョコは非常食用。帰り道に食べます。
水筒・ペットボトルは初日に飲み切ります。2日目は川の水を煮沸して乗り切ります。
コーヒー、お茶、スープの素、アルコールはお好みで。アルコール飲料はただでさえかさ張りますので、ウイスキーなど少量で度数の濃いものが良いと思います。
パッキング前の写真たち
最後に、3月のある日の僕のバックパックの写真を紹介します。この時はスリーピングマットはエアーマットを持参。写真には写っていませんが、両手にぎり収まるくらいのサイズです。
【上段右から】
- 防水バッグ15リットル:シュラフ、着替え、タオル
- 防水バッグ3リットル:トイレットペーパー、ユニクロのウルトラライトダウン
- 百均ランチパック:調理器具一式
【中段右から】
- 100均ポーチ:パラコード、小型照明、ヘッドライト
- 迷彩柄ポーチ:スーパーの袋、ジップロック、エアーマット補修材、火吹き棒、ライター、ファイアースターター
- 黒色①:蚊帳(未使用)
- 黒色②:風防(ウインドスクリーン)
- 100均透明ポーチ:救急セット
【下段右から】
- 100均水筒400ml
- ファンタ500ml
- 食料一式
- シェラカップ
- ノコギリ
【写真に写っていないもの】
- スリーピングマット(エアーマット式。並べ忘れ)
- 釣り道具一式
そして、釣り道具以外全てパッキングした写真がこちら。
そんなに押し込んで入れていませんので、まだ少し余裕はあります。
この時は餌釣りもするということで竿は合計3本持って行ってます。そのため、紹介した商品ではなく別のロッドケースとなっています。
100均防水バッグをぶら下げていますが、あまり重いものを横にぶら下げると危ないです。遠心力で振られるので店頭の恐れあり。
渓流ソロキャンプをご検討の方、ぜひご参考にしてくださいね。