京阪神にお住いの方、綺麗な海で遊ぼうと思ったら選択肢は決まってきますね。
そう、日本海。
まあまあ遠いイメージがありますね。大阪、神戸からすると本州を縦に横断することになりますし。
でも、和歌山に行くことを考えれば、実はそんなに変わらない。和歌山市あたりならすぐいけますが、白浜~南紀に行こうと思えば渋滞は必須です。
道路の選択を間違わなければ、大阪市内からでも日本海へは2時間半前後で到着することが可能です。
若狭湾のキャンプ場
グーグルマップで「キャンプ場」「若狭湾」で検索した結果がこちら。
引きすぎているので一部のキャンプ場しか表示されません。若狭湾ならどこでも満遍なくキャンプ場がありますね。
高速道路からのアクセスや周辺施設のことを考えると高浜・小浜方面がベターですね。舞鶴若狭自動車道から距離も近いですし、キャンプ場は線路・街沿いにありますので買い物にも困りません。電車で合流するメンバーがいても大丈夫ですね。
京丹後方面もいいところですが、高速道路を降りてから少し走ります。
でも、タイトルにもあるように、今回紹介したいのは高浜町にある若狭和田キャンプ場。
行ってから気づきましたが、大下キャンプ場という民間のキャンプ場が併設されていました。林道を挟んでキャンプ場が並んでやがる!
「ここかな〜」
と思って管理人らしき人に車をどこに停めたらいいか聞いたら、ここは若狭和田キャンプ場じゃないだってさ。
ということで、駐車場に停めるときは注意したほうがいいですよ。というか、駐車場に入る前にキャンプ場の入り口を確認した方がいいです。至る所に駐車場があるので、焦らなくても大丈夫ですよ。焦り過ぎて遠目の駐車場に止める方がつらい!
若狭和田キャンプ場
アジア初となったブルーフラッグ認証を取得しているビーチ沿いにあるキャンプ場です。ブルーフラッグ認証がよく分かりませんが、とりあえず水はめっちゃ綺麗です。
立地は舞鶴若狭自動車道の大浜高浜ICから車で10分くらいです。
以前は夏の間だけの営業でしたが、現在は通年営業です。
電話・メール・webで予約することになります。
僕が行った時はテントサイトは全て埋まっていたような気がしますが、多分土曜日以外は予約無しでも行けそうな雰囲気です。
基本情報
住所:福井県大飯郡高浜町和田104
TEL1:0770-72-1068(若狭和田観光協会)
Webページ:こちら
営業時間:8時~17時
営業期間:通年
チェックイン:13時~17時
チェックアウト:12時
車で大阪市内から2時間~2時間半くらいです。行楽シーズンは3時間は見ていた方が良いですね。
こちらは入り口の看板です。
注意書きも書いてあるので、このキャンプ場を検討されている方は拡大してお読みください。
キャンプ場スペック
- コテージ:無し
- バンガロー:無し
- テントサイト:47区画(1区画10人まで。約80〜100㎡)。1区画1泊6,000円のみで入場料や1人当たりの料金設定なしです。電源はありませんが管理棟でコンセントを借りれます(営業時間中のみ)。また、2021年よりポータブル電源の貸し出しと一部電源サイトがオープンしているようです。
- 常設テントサイト:2021年現在、無くなっている模様。
- デイキャンプ:53区画。500円/人
- アーリーチェックイン:利用客がいなければ可能(8時~)
- レイトチェックアウト:500円/人(12時~19時)
- レンタル用品:毛布300円、ゴザ300円
- 販売物:?。自販機あり
- 設備:温水シャワー(200円/回)、水洗トイレ(多目的トイレあり)、炊事場
- 駐車場(夏):日帰り1,200円、1泊2,000円(キャンプ場周辺の民間駐車場になります)。
- 駐車場(春秋冬):管理棟で受付すれば500円(日帰り・宿泊共通)
- おススメ持参道具:キャリーワゴン
このキャンプ場の一番のポイントは、海の近さ!キャンプサイトを抜ければすぐ海です。
海水浴しないんだったら何すんねん!と言われて当然の立地です。
また、オートキャンプ場でありませんし、駐車場からテントサイトまでは距離があります。荷物運びにはそれなりの覚悟が必要かと思う方もいると思いますが、管理棟横に何台もの荷車(キャリー)が置いてありますのでご安心を(もちろん無料です)。
ただし、朝の帰宅の準備時間のピークだと、キャリーが全然使えないことも。
僕が利用した時は、チェックアウト間際は意外に空いていました。朝の9時くらいだと競争率が高く、キャリーを借りるまでに1時間くらい待った人もいたそうです。
ということで、オートキャンプ以外は荷物の持ち運び手段としてキャリーワゴンを持って行った方がいいです。
安定のコールマンです↑
タイヤ太め悪路対応タイプ↑砂浜でも走ります。
キャンプサイトの広さは1つ約80~100平方メートルあります。10m×10mということで、まあまあ広いです。
でも、ところどころ松が生えていますので配置にはご注意ください。それと、テント張る前には松ぼっくり拾いをすることをオススメしますよ。邪魔なので。
また、キャンプ場は海のそばの松林の中です。そこでご注意点が2つ。
1つは、錆びやすいモノは持ってこないこと。だって、潮風が吹いていますし、海水に触れた手で触っちゃうし。
もう1つは、空から松ヤニが降ってくること。僕のテントにも付いていました( ゚Д゚)取れないです…
大事にしているキャンプ道具は持って行かない方が吉ですよ!
キャンプ場の海スペック
砂浜はかなり広いので一概には言えませんが、少なくともキャンプ場前の砂浜はかなり遠浅です。子供を連れて遊ぶには最適な深さです。
なんてったって、海が綺麗!透明度高い!日本海の海に初めて来ましたが、本州の海でもこんなに綺麗な海があるんだと驚きました。綺麗な海が目的なら、和歌山に行くより若狭湾に来た方が絶対いいですよ!
また、キャンプ場すぐそばに突堤があるのですが、潜ってみると小さな魚や生き物がたくさんいます。
僕が見ただけでも、キス、チャリコ、根魚(たぶんカサゴ)、ウニ、カニ、フグ、ボラ、ヒトデ、ヤドカリ、舌平目(シタビラメ)、アオウミウシ、何かの稚魚を見つけることができました。稚魚やカニは網で捕まえることができますので、生き物探索にも最適です。
ただし、貝や岩でケガをしてしまいますので、ウォーターシューズや軍手、ラッシュガードなど着用をお勧めします。
キャンプ場での魚釣り
昼間は止めましょ。たぶん監視員に怒られます。まわり、子供だらけですしね。ということで、夜・早朝にすることになります。
メインターゲットは、やはり砂浜の女王、キスです。群れを見つければ連掛けも可能。雑魚としてはフグやチャリコが掛かります。突堤では穴釣りで根魚が釣れます。
僕は夕方と早朝にキス釣りをしました。正確には、僕は最初だけで子供や初心者の友人が釣ったのですが、30分くらいで10匹以上釣れました。
だいたい、3色(45m)くらい投げれば釣れる感じでしたので、「ちょい投げ」で十分です。初心者でも楽しめます。
釣り場所はキャンプ場の入り口のすぐそばでも問題なく釣れます。キャンプ場のすぐそばで釣れるということで、ファミリーフィッシングの投げ釣り入門としても最適ですね。砂浜からですので海難事故の危険が小さくて済みます。
ちなみに、道具は安いもので十分です。釣具店にある入門用のロッド&リールと投げ釣りセットを買いましょう。仕掛けは3〜5個くらいあった方がいいですよ。フグに切られてしまったり根掛かりで失うこともありますので。
餌はイシゴカイを半分に切って使えばOK。
釣った魚は食べる主義
今回はキス釣りをするつもりだったので、天ぷらの準備をしていきました。油、小麦粉、卵、油を固める油処理剤。
皆さんはキスの天ぷら、食べたことあります?自分で釣ったキスを天ぷらにすると、びっくりするくらい美味い!新鮮だからでしょうか。身がふわふわっで驚きました。これまで食べた事あるはずなのですが、今では一番好きな天ぷらはキスです。
という事で、暗くなる前に引き上げて、釣り上げたキスを一人でシコシコと捌きました。暑いので鮮度が落ちやすく、時間との勝負です。まあ、10匹程度なら10分もあれば十分。
という事で、美味しく頂きました。