さあキャンプへ行こう!となったとき、まず大変なのが荷物運び。
車に荷物を積み込むのも大変。マンションだったら駐車場に持っていくのも大変です!キャンプ場に着いてからも、テントと車を何往復するんだろうって気が滅入りますよね。
となると、細々した荷物は大きな収納ボックスなどに入れて運ぶのが正解です。
また、テント内やサイト周りは荷物で散らかしがちになりますよね?最適な収納ツールをもっていれば快適なキャンプライフを過ごすことができますよ。
大型収納ボックスに荷物をまとめるメリット
冒頭にも挙げましたが、キャンプではどうしても荷物が多くなります。
ホテル泊や最近流行りのグランピングであれば旅行カバンを持っていけば済むかもしれません。全てレンタルで済ますキャンプもカバン一つでいいかも。
でも、キャンプにハマってくると、どうしても増えるキャンプ道具。キャンプ道具付属の袋やケースに入れて持ち運ぶとなると、荷物の個数が大変なことになります。
荷物の個数を減らそうと思えば、手段は1つです。
「荷物を可能な限りまとめる」です。
つまり、道具以上に大きい箱や袋に荷物を詰め込めばいいんです。
どういうものが良いかは後で述べるとして、まずは、これらのメリットをまとめていきます。
メリット① 荷物運びが圧倒的に楽になる
家と車との往復回数が減ります。マンション暮らしだと、往復回数が減れば嬉しいですよね。大規模マンションだともっと嬉しいはず。
車とテントサイトとの往復回数が減ります。オートサイトでもちょっと嬉しいです。駐車場が離れているキャンプ場だともっと嬉しいはず。帰りの車への詰め込みも楽になります。
結果、体への負担も少なくなりますし、精神的負担も軽減できます。
キャンプ道具しか入っていないボックスで保管されていれば、キャンプに持っていくだけで済みますし、キャンプ準備がぐっと楽になります。また、雨が降った時などにタープの下に荷物を移動させるのも箱1つ運ぶだけで済みますので楽になりますね。
メリット② 荷物が散らばらない
整理整頓していないと、モノってすぐ失くしちゃいますよね。狭いテントの中でも、あっという間に行方不明になってしまいます。また、10cm、20cmの小さな入れ物がたくさんあれば、テントの床はあっという間に荷物だらけになってしまいます。
そこで、荷物が大型の収納ボックスなどに入っていたらどうでしょう。しかも、種類ごとに。
探すのも楽になりますし、多少乱暴に戻しても許容量内であれば散らばることはありません。
使ったものを元に戻す。しかも整然と。これ、結構難しいんです。几帳面な大人ならできるでしょうが、どれほどの方ができるでしょうか。ましてや子供なんて。
車の積載量に余裕があるのであれば、大きめの収納道具を用意すればキャンプが快適になります。
メリット③ 必要な場所に、必要な道具一式をおける
普通、使いたい道具は使う場所の近くに置きますよね?調理用道具であればテーブルの上に並べます。BBQ道具であればバーベキューコンロの横に置いておくのがベスト。
でも、いつもぐちゃぐちゃになっていませんか?テーブルの色々なところに道具が散在していませんか?
そこで、同じ用途の道具毎に箱を用意し、使用場所の側に箱ごと置いておきます。そうすれば、使いたい道具を使う場所ですぐ使うことができますし、道具の保管場所にもなります。
例えばキッチン道具はテーブル周辺に。箱に一式入っていればテーブルのスペースも圧迫しません。地面に直置き可能な箱であれば、テーブルを広く使うことも可能になります。BBQも然り。わざわざバーベキュー道具用に置き場所用のテーブルを持っていくことはないと思います。
このように道具が1つにまとまっていれば移動する必要も無くなりますし、手間がぐっと減ります。
大容量収納の種類
大別すると、形状が変化しないハードケースと、形状が変化する布・ビニール・シリコン製などの袋が挙げられます。それぞれの特徴に優劣をつけるとこんな感じ。
特徴 | ハードケース | 布等 |
---|---|---|
重ね置き | 〇 | △ |
直置き | 〇 | △ |
テーブル化 | 〇 | × |
椅子化 | 〇 | × |
防御力 | 〇 | △ |
収容力 | △ | 〇 |
車への積載 | △ | 〇 |
まずそれぞれのメリットに注目してみます。
汎用性の高さではハードケースに軍配が上がります。基本的に四角いので、モノを乗せたり地面に置いても安定します。テーブル代わりにもなりますね。また、壊れやすいものや変形しては困るものを入れるのにも最適です。
布などは形が変わりやすいという特徴が活きてきます。多少のサイズオーバーなら入れ物自体が変形しますので収容できます。また、車への詰め込みも柔軟に対応できます。
デメリットに注目すると。
ハードケースは融通が利きません。形が決まっているため、箱のサイズ以上のものは頑張っても入りません。そして、どうしてもデッドスペースが生まれてしまいます。特に箱の上側に未使用の空間が生まれやすいです。また、購入には車載を念頭に置かなくてはなりませんね。箱が大きすぎて車に載らないなんてことも。
布などは汎用性が低く、収容以外の使い道が少ないです。テーブルにも椅子にも物置にもなりません。素材によっては直置きが難しいものもあります(布製の場合、地面から水分を吸うなど)。ランタンなど壊れやすいものの収納にも向いていません。
次から実際の商品をご紹介したいと思います。最初にハードケース、次に袋系。最後にオシャレ系という流れですので、インスタ映えを念頭に置いている方は最後まで見て下さいね。
ハードケースの商品のご紹介
よくホームセンターでよく見かけますよね。椅子にもなりますし、荷物置き場にもなります。最も汎用性の高いタイプの商品です。「コンテナ」と検索すれば色々なタイプが出てきますよ。
衣装ケースは最もおすすめです。
この前キャンプ場で見かけたんですけど、すっごくアリだと思いました。大容量で、種類ごとに分けることもできる!透明で探しやすい!外に出しておくのはちょっとダサいですが、テントの中にしまえばいいんです。自宅に持ち帰っても片付けは簡単。元の場所にそのまま戻すだけです。
衣装ケースを利用する場合、奥行きが短いものにしましょう。奥のものが取り出しにくいので。前方にスペースが必要にもなりますしね。
僕が使っているのはキャリー付きの収容ケース。要らなくなったやつをアウトドア用品入れに回しました。同タイプを2つ持っているので、自宅ではアウトドア用品を両方に詰め込んで保管し、キャンプに行くときには必要なものだけを片方に詰め込んで1つだけ持っていきます。入らない分は折り畳みのボックスに入れてますね。
これも僕はおすすめです。折り畳み可能なボックス。使わないときは畳んで仕舞うことができますので、予備用としても重宝します。
最近は100均でも売っていますね。すぐ壊れそうですがw。今回紹介している商品は側面が窓のように開くので使い勝手も良さそうです。
買い物かご。利便性は言わずもがな。スーパーから盗むのは×。小さいものなら100均に売っています。
スーツケースもアリです。実際に使っている人も知っています。その方はコンロやランタンなどキャンプギアはほとんど持っておらず、レンタルや一緒に行った友人が持ってきたものを使っています。スーツケースには衣類とカラトリーなどのキャンプ用小物を入れて、それ以外はテントと寝袋のみ。車はダイハツのタントでしたので、トランクに縦置きしてました。キャンプはレンタルで済ますという方や電車キャンパーはスーツケースがベストと思います。
ドッペルギャンガーのマルチキッチンテーブル。少し趣旨が変わりますが。こちらは現地で組み立てて使用します。ハイエースなどの車載に余裕があればそのまま移動できる??
袋系の商品のご紹介
袋系だとハードケースにはない大容量の商品がたくさんあります。例えばこの商品だと要領190リットルです。しかも安いですので、散らばりがちなテントやシュラフなどをまとめて保管・移動するには便利ですね。オシャレさんは絨毯を入れるのにもいいと思います。ただし、入れすぎると重くて運べませんので悪しからず。
バーベキューコンロが箱ごと収納できるという商品です。オススメは、少し大きめのサイズを選ぶこと。そうすれば、トングや軍手、新聞紙、着火剤などバーベキュー道具や、焚火台など炭で汚れやすい道具を一式に纏めることができます。
ハードケースと袋系の中間ですね。変形できるということで袋系に入れておきます。
シリコン系の素材で出来ていますので、水着や浮き輪、シュノーケルなどの水遊び道具に最適の入れ物です。特に海だと砂が入ってきますので、簡単に水洗いできることもGOODです。また、水を張って氷を入れれば食料品を冷やすことも可能。こちらの商品は折り畳みなので車載や保管も便利ですね。
僕は100均で買ったものを使っています。濡れた水着などをいれたり、釣った魚を入れたり…かなり乱暴に使っています。
オシャレ商品のご紹介
僕もいつかはこの領域に行きたいな〜とも思いつつも、今は箱よりも優先したいものがあるので我慢してます。
インスタを見ているとテント周りがオシャレな感じにしていますよね。そういう人たちって収納もオシャレです。
コンテナ系でオシャレを決めるならキャンパーに人気の無印のトランクカーゴ。わざわざ専用の天板もついています。サイズ展開もしていますので、サイズ違いで買いそろえるのもいいですね。
こちらはスノーピークのシェルフコンテナ50。スノーピークはキャンプ道具のハイブランドで、スノーピークでギアを固めている人をスノーピーカーと呼びます。彼らはお金持ちです。たぶんw
商品リンクを開いてもらうと分かりますが、トランスフォーマーして左右に開きます。そして「W」の形に。取り出しやすくなるだけでなく、重ね置きもでき、そして下の段からも取り出しやすい。良くできた商品です。ネックはお値段。1万円半ばくらいかかります。
こちらはクーラーボックスで人気のYETI。バケツ型もオシャレですね。雑貨屋でもよく見かける形状です。
ハードケースタイプは、一見クーラーボックスかと思いきや収納用ボックスです。お値段はなかなかのものです。
もちろんキッチン周り専用の収納もあります。こういうのが無いとテーブルの上はモノであふれてしまいますね。このようにコンパクトにまとめれればオシャレです。
インディアン調の柄のオシャレボックス。中に仕切りも付いているので収納しやすい商品です。折りたたみも可能ですので、車に積みっぱなしでもOK。食料品の買い出しにも使えますね。
おわりに
収納道具が充実すれば、キャンプも快適になります。キャンプギアを一通り揃えた方は収納についても充実させてみてはいかがでしょうか。
また、オシャレなキャンプにする場合は、色をそろえるなど、同系統の収納にした方が良いですよ。