渓流釣り・源流ソロキャンプのガスバーナーにはアミカス!僕がSNOWPEAKギガストーブから乗り換えた理由

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CampGear

SOTOのアミカスを購入しました。ガスバーナーの買替に悩んで1か月。以前はスノーピークのギガパワーマイクロマックスウルトラライトを使っていましたが、正直同じものを購入しようと初めは考えていました。しかし、色々なメリット・デメリットを考慮した結果、辿り着いたのがアミカスです。

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スノーピークは何が不満だった?

こちらは僕が持っているギガパワーの現行モデル。

不満はほとんどないです。サイズも小さくて軽量。火力も十分です。付属品に専用ケースもついていました。

仕様さえ変わっていなければ再度購入していました。

そう、仕様の変更があったため、僕が求める要素が乏しくなっていたのです。ポチる前に気づいて良かったのですが、「点火スイッチ(イグナイター)」が省かれていて、「ハードケース」が無くなってたのです。

この2点は正直なところ、僕にとっては重要なスペックです。

「点火スイッチ」はライターなどで付ければ済む話なのですが、何かと忘れ物をする僕にとっては無いと困るんですよね。実際にライターを忘れたこともありますし、ライターが水没して使えないこともありました。

「ハードケース」は転倒したときや岩にぶつかった時などにはある程度安心できる要素です。変形したり折れたりして壊れたら嫌じゃないですか?

ちなみに、買替の理由は「壊れたから」です。3本のゴトクを支えるネジが折れてしまったんです。10年以上使っていればしょうがないですね。また、ゴトクの羽根が錆て開かないという理由もあります(モノを乗せると不安定ですが、まあ何とか使えていましたので大きな理由ではない)。

渓流釣り・源流ソロキャンプで必要なガスバーナースペック

渓流釣りや源流でのソロキャンプは歩くことが前提です。そのため、「小さい」「軽量」ということは非常に重要な要素です。

ガスバーナーは大きいほど火力は強くなりますし、炎が広がるので熱する面積が広がって調理がしやすくなります。その分、荷物に占める容量は増え、重くなってしまいますね。

荷物が増えれば増えるほど、重くなればなるほど、疲れやすくなります。また、重いバックパックを背負えば重心が不安定になり、危険度が増します。

また、火力が弱すぎるのは良くありません。早くお湯が沸いてほしいです。

風対策も必須。屋内のように無風でということは少なく、風があることは前提となります。場合によっては強風の中でもお湯を沸かすこともあります。

壊れやすい構造のガスバーナーならハードケースは欲しいところです。

点火スイッチ(イグナイター)はあった方が良いと思います。忘れ物を絶対にしないという人は良いかもしれませんが、ライターのガス欠や破損という危険性もあります。リスクヘッジの意味としてもあった方が良いと思いますよ。

個人的な要望をまとめるとこんな感じです。でも、全て満たす商品はありませんでした…最近の商品にはハードケースが無いのが多いんですよ…ショック!また、小型・軽量するために点火スイッチを省略している商品も増えていますね(点火スイッチは不要という方々も多くいます)。

  • 小型・軽量軽量(100g以下)
  • 2500kcal/h以上の火力
  • 風に強い
  • ハードケース付き
  • 点火スイッチ付
  • OD缶対応(CB缶だとクッカー内に収まらないので)

アミカス(AMICUS  SOD-320)を選んだ理由

ハードケースが無い商品から選ぶという、少し消極的な選び方になってしまいました。

でも、アミカスに大きなメリットを感じて愛用していたスノーピークのガスバーナーから乗り換えたんです。

アミカスの1番の利点は「風に強い」ことです。炎が出る部分がお椀状になっており、横からの風を防ぐんですね。僕が持っていたガスバーナーは外側に炎が噴き出すタイプだったので、風があるときは風で火が消えかかることもしばしばでしたので、風防とセットで使うことが必須でした。

そして点火スイッチ付!

ハードケースは付いていません。しかし、点火スイッチは付いていますし、それ以外でも、小型・軽量(81g)であること、要望以上の火力(2600kcal/h)、OD缶対応というところは満たせています。

こちらは僕が購入したアミカス。きちんと点火スイッチも付いています。ゴトクも4本で安定しそうです。

ガス噴出口がお椀状になっていますね。この形状であれば多少の風でも火力は安定しそうですね。

また、調べた限りデメリットとしては炎が中心に集まり過ぎるということです。つまり、一点集中で熱するということ。フライパンでの調理に向きませんね。中心部だけ熱くなってしまいますので。僕がこのバーナーを使ってお湯を沸かす以外は使うことはないので問題ありません。

アミカスvsギガパワーマイクロマックス ウルトラライトGST-120Rとの比較

アミカスギガパワー
値段約5,500円約9,000円前後
火力2,500kcal/h2,800kcal/h
重さ81g56g
大きさ40×43×75mm67×34×80mm
強い少し弱い
ゴトク4本3本
イグナイターありなし
ケース布製布製

値段はアミカスの方が安いんですが、愛着的にはギガパワーでした。火力や重量もギガパワーの方が優れていますね。

しかし、アミカスは風に強く、点火スイッチ(イグナイター)も付いています。ついでにゴトクも4本あるので安定感が増しますね。

ただ、ゴトク部分が壊れやすいのではないかという心配があります。ちょっとしたギミックになっており、しかも部品は小さいので…大事に使うしかないですね。

旧型のギガパワーと専用袋に入れたアミカス。ハードケースと点火スイッチが現モデルにもついていたら高くてもマイクロマックスを買っていたはずです。

旧型のギガパワーとアミカス。サイズ感はほぼ同じです。アミカスのゴトク部分は開けてツマミに固定するだけ。ただ、壊れやすいかも。

他製品を検討から外した理由

少し他の商品の悪口になってしまいますが、きちんと準備すれば問題ないものがほとんどです。また、あくまで僕の用途、僕の性格的な部分を考慮して選定していますので、ご了承ください。

忘れ物が多くてめんどくさがりの僕が選んだということで見て下さいね。

ギガパワーストーブ 地 GS-100R2は少し悩みました。今使っているものと同じスノーピークですし。ただ、点火スイッチが無いこともそうですし、風にかなり弱い構造で却下。僕が持っているギガパワーは3本のゴトクがあるので、それが風から多少は炎を守る働きがありますが、この商品では炎が出る場所は完全に外にさらされています。風防を使えばいいかもしれませんが、あまりにも風に弱い作りのため却下(風防忘れることもあるので(;^_^A)

イワタニプリムス 153ウルトラバーナー P-153も悩みました。僕の求めるスペックはほぼ満たせますし。僕の持っているギガパワーとほぼ同じ特徴を持っています。しかも火力はUPするしゴトクは4本に増えてスペックアップになるというおまけつき。

ただ、重さがほぼ倍になります。といっても56gが110gになるだけなので知れていますが、ちょっと許せなかったんですよね。

マイクロレギュレーターストーブ SOD-300Sは風に弱そうでしたので却下。風に弱くない形だったら値段的にも買っていました。

マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310 キャンプストーブは、ほぼアミカスと似たようなスペックだったので惜しかったのですが、ゴトクが着脱式ということで却下。無くしてしまいそうです…(着脱は簡単っぽいですよ)

正直、最初はこれを買おうと思っていました。僕の要望を全て満たしますし、何より安い(アマゾンで1,000円台)。壊れても買い直せば済む話です。

ただ、1つだけひっかかることが。日本製のガス商品を買ったときに、「○○に合格していない商品は国内販売できません」って書いてあったのを思い出して、ちょっと調べたのです。「PSLPGマーク」は日本の適合性検査に合格したガス器具ですよっていうマークで、このマークがない製品は日本で販売することはできないそうです。マークを取得しているか不明だったのでこの商品を含めた外国製の安いバーナーを今回は敬遠しました。

フィールドインプレ

実際に渓流釣りで使用してみました。風は少しありましたが、風防無しで使用しました。

強風時や寒い時期以外は風防は不要と感じる

正確な時間は図っていませんが、ギガパワーよりお湯が早く沸いた気がします。風の影響もほぼ受けないですね。

今回、持ち運びにはカメラなどと一緒にハードケースに入れましたが、シンデレラフィットするケースを探さねば。クッカー内にはOD缶をいれているのでクッカーには入らないのです。

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